借金は少額であったが相続放棄をした事例(宇治市在住40代男性Lさん)

 

相続関係図29.1.27

相談前

40代男性Lさん(相談者)の父親(被相続人)は平成27年に70代でお亡くなりになりました。Lさんの父親はガンを患い長期間に渡り入退院を繰り返されました。Lさんの両親は年金収入しかなく,生活も楽ではなかったために,子供であるLさんやLさんの妹も生活資金や医療費の援助を行いました。そのため,Lさんの父親が亡くなった際には銀行のカードローンが1社のみで約50万円のみの借入でしたが,家族の誰も代わりに支払いを行う余裕はありませんでした。借金の額があまりに少額のため,相続放棄出来るのかどうか不安になったLさんは当事務所に相談にお越しになりました。

相続関係

被相続人の妻,Lさん(長男)とLさんの妹(長女)の計3人が相続人となりました。 

みらい司法書士事務所の解決方法

借金の総額が50万円と少額であったために,返済の可能性を検討しましたが,上記の事情のとおり,長期間に渡り金銭的な援助を行った子供達に返済の余力はありませんでした。また換金できるような目ぼしい財産も無かったので,相続放棄の申立を行う事にしました。 

解決後

特に問題も無く相続放棄の申立は受理されました。Lさんを含む3名は,借金の返済を免れることができました。 

司法書士からの一言

相続放棄が出来るかどうかの判断基準に借金の額の大小は関係ありません。借金の額がわずかでも他に目ぼしい財産が無いのであれば,相続放棄を検討してみる価値はあると思います。みらい司法書士事務所の初回相談は無料となっていますので,お気軽にご相談下さい。

みらい司法書士事務所の相続放棄一覧

みらい司法書士事務所の解決事例一覧

  • 登記や法律相談はみらい司法書士事務所へ

  • よくある法律相談はこちらから

    • 円満な相続を行うために専門家に相談したい
      相続・遺言
    • 法的手段で借金から開放されたい
      借金問題
    • 正当な権利を勝ち取り、新しい人生をスタートさせたい
      離婚・財産分与
  • ページ上部へ戻る