‘相続放棄’

死亡後3ヶ月を過ぎて請求が来た亡父の連帯保証債務の相続放棄(宇治市在住40代女性Fさん)

2015-12-04

  相談前 40代の女性Fさん(相談者)の父親(被相続人)は平成25年に70代でお亡くなりになりました。Fさんは10年以上前に結婚して家を出ており,最近の父母の事情には詳しくありませんでした。ただ,父はこの5年以上認知症を患っていましたので特段大きな資産も債務も無いと考えていました。 父親の四十九日の法要も終わって落着きを取り戻した頃,Fさんは保証協会から「あなたは連帯保証
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賃貸アパートで孤独死した亡父の相続放棄

2015-12-01

 相談前 40代の男性Eさん(相談者)の父親(被相続人)は平成26年に70代でお亡くなりになりました。Eさんの父親は母親と離婚後,生活保護を受けながらアパートを借りて一人暮らしをしていましたが,Eさんとは長らく疎遠でした。ある日,警察署から父親が亡くなった旨の連絡があり,遺品を受け取りに来てもらいたいと言われました。アパートの大家とも連絡が取れましたが,父親は家賃を3ヶ月分滞納していまし
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3か月の期限を超えてしまったどころか、死亡後14年を経過した亡父の相続放棄

2015-03-27

相談前 60代の男性Dさん(相談者)の父親(被相続人)は平成12年に80代でお亡くなりになりました。 平成26年にDさんが当事務所に相談にお越しになられた時点で既に父親の死亡後14年が経過していました。父親は生前に親戚や知人などから約500万円の借入をしておりましたが,親戚から返済を求められることはなかったので,何もしていませんでした。 ところが,最近になって母親が亡くなると,その葬儀の
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借金があるわけではないが兄弟間の仲が悪いために行った相続放棄

2015-03-23

相談前40代の女性Cさん(相談者)の母親(被相続人)は平成26年の正月が明けて間もなくに60代でお亡くなりになりました。母親は特に借金があるわけでもなく,むしろ預貯金が約300万円ありました。しかし,母親は借地の上に建物を建てて住んでいたため,いずれその建物の取り壊しが必要となる状況でした。Cさんと兄弟は昔から折り合いが悪く,兄からは建物の取り壊しの際には費用を負担してもらいたい旨を告げられていま
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自営業の運転資金約600万円の負債を残した父親の相続放棄

2015-03-12

相談前 40代の女性Bさん(相談者)の父親(被相続人)は平成25年春に70代でお亡くなりになりました。被相続人は生前に電気工事の設備関係の仕事を自営でされていましたが,その運転資金として金融機関2社から約600万円ほどの借入がありました。 亡くなる直前には仕事も止めており,返済も出来る状態ではありませんでしたが,2社に対して毎月千円ずつの支払いを行っていました。Bさんは父親が死亡した後は自
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事業で約1億円の負債を残した母親の相続放棄

2015-03-02

相談前50代の女性Aさん(相続人)の母親(被相続人)は平成25年秋に70代でお亡くなりになりました。Aさんの母親には生前に手広く営んでいた飲食店などの事業の負債が約1億円ありましたが,自己破産の手続きなど法的な借金の整理は行っていませんでした。また,預貯金や不動産などの資産はほぼゼロの状態でした。 Aさんは,母親が亡くなった場合は相続放棄の手続きを行わないといけないという知識はあったため
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